志統館

志統館の武術は、空手、ルア、そして合気道、柔術、柔道などが全て和合された原点回帰された古武術です。

8。武術の精神統一を通した宇宙意識への繋がり

武術の精神統一を通した宇宙意識への繋がり

 

古代から神と言われているものは、高次元にある高い存在や宇宙意識とも理解することができます。この次元への神経以外の繋がりは、私たちの体の元素を構成する量子の狭間から成るミクロの世界にあります。

 

スタンフォード大学の世界的研究者ウィリアム・ティラー博士(Ph.D.)による最先端の量子物理学の研究では、物質の根源を作り出す実態は情報波として高次元にあることを立証しています。高次元というのは、物質を作る元素の奥、つまり元素自体を構成している原子核と電子、つまり量子の間から展開している真空の次元のことです。マクロに大宇宙が広がると同じように、ミクロにも小宇宙が広がっていて、そこを源泉とした高次元の情報波で物質が形成されているのです。

 

博士の研究で、現象や物質を作り出す情報波と人間の意識は、この同じ高次元から派生していることが立証されていることから、 この世の全ては大本では一元です。このことから、この高次元の領域では、制限ある物質界を作っている陰と陽の観念すら存在しません。一元論の哲学で説明されているように、究極では全てが一元であることから、一人一人が高い精神性を磨き、一元を表現する生き方をすることは大切なことであることが分かります。

 

インド哲学のチャクラや密教の「車輪」そしてエーテル体を通して内なる平和を創造すると同じように、武術の一元性を追求する和合古武術手乞の道は、調和と一如による人類文化を促進すべく世界平和に貢献して行くべく前進します。

 

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ウィリアム・ティラー博士と亀井士門館長

 

ティラー博士について

スタンフォード大学物理学の名誉教授である彼は、現代物理学の分野で世界的な権威である。ティラー博士は、1964年-1992年までスタンフォード大学材料工学部の物理学分野で教授を務め、(この間1966年-1971年までは学部長を務める)1992年から現在まで同大学での物理学名誉教授である。彼は結晶学の分野で脚光を集めることをはじめ、自然科学の研究でグッゲンハイム奨励金を認められるなど数多くの功績をもつ。ウィリアム・ティラー財団、精神エネルギー科学研究教会創立者である彼は、アメリカ科学振興協会(AAAS)の特別研究員でもある。